技術士試験で躓き易いところを各講師が解説

筆記試験と口頭試験を合せると、合格率は概ね10%程度です。
つまり、10人中1人しか合格出来ない試験です。

とは言え、どんな試験でも同じですが何となく受験している方もいます。

技術士試験の結果

上記の通り、申し込んでから受験しない人が20~25%もいます。
さらに、始めから諦めてなにも勉強しない方も一定数はいます。
受験する人は、二万数千人ですが、本気で勉強しているかたはその50~60%くらいではないかと思います。

Lock-On:二次試験講座でも、受講料を頂いて受講された方の30~40%程度は、添削をほとんど受けません。
通信教育ですから、添削を受けないのはなにもしないと言うことです。
動画講座は視聴していると思いますが、流石に講座を視聴するだけで、論文試験を突破するのは難しいのです。
確かに、視聴コースでも過去に数名合格されていますが、皆さん受験経験がある方です。

以下、Lock-On:二次試験講座の講師が、技術士試験の何が難しいのかをひと言ご説明します

日比講師

日比講師

技術士試験は、専門技術分野の知識確認をする試験ではありません。
科学技術が社会環境にどのような影響を与えるかを精緻に分析、解決課題を設定し、その解決プロセスについて受験者の経験と専門的知見を礎に解答することを要求しています。これは第三者に論理的にわかりやすく説明するコミュニケーション能力確認試験とも言えます。
技術士試験が難関試験である所以は、技術的課題解決の思考プロセスを的確かつ正確に表現するところにあります。

霜山講師

霜山講師

技術士試験の難しさについて

この試験の難しさは、自分自身の中にある色んなスキルを引き出せていないからだと思っています。自分の生業が何で、どんな技術を持っていて、それをどう使っているのか、自分自身で整理することが難しいからです。周囲もコンピテンシーと言って見たり、応用能力と言って見たり、課題解決能力と言ってみたり、惑わす用語ばかりです。正しいスキルの引き出し方があります。そしてそれは仕事の上で必ず活きてきます。

赤星講師

赤星講師

多くの受験生は技術士相応の実力なのに、技術士の称号が得られない。それは、技術士試験への取り組みが間違っているからです。
技術士試験の難しさは、技術士の考えである技術士法の理解とその評価基準であるコンピテンシーを正しく表現する「国語力」です。
国語力は、社会や科学技術にどのように影響するかを業務の適正を図ってきた専門的学識をもって分析し、課題解決するプロセスを正しく伝えるコミュニケーション能力であり、継続した訓練が必要なのです。

広瀬講師

広瀬講師

技術士の筆記試験になぜ合格できないのか?

筆記試験で合格できない大きな理由は、①論文執筆の練習不足、②設問で問われた内容を記述できていない、の2つだと考えます。
筆記試験では、設問に対して自分の持っている知識や考えを技術士として分かりやすく的確に文章で伝えることが求められています。そのため、論文執筆の練習により、論理的な論文構成や文章表現力を磨いてください。また、設問内容を「顧客からの要求事項」と考えると、要求事項に応えていない=実力不足となりますので、設問はしっかりと読んで解答するようにしましょう。

土屋講師

土屋講師

技術士2次試験はなぜ難しいか?

ポイントは3つ、1つ目は受験申込書に記載の業務内容の詳細を練らずに出願することが多く、口頭試験までにかなりの見直しが必要になること。
2つ目は筆記試験の論文作成には論理的な構成能力や題意に的確に応じる表現能力など、習得に鍛錬が必要とされること。
3つ目は口頭試験で自己の経験や能力をコンピテンシーに照らし合わせ表現することが求められるが、これも鍛錬が必要なこと。
これらのポイントを独学で、かつ短期に克服するのは容易ならざることでしよう。
信頼できる講師からアドバイスを受けることが合格の近道と考えます。

まとめ

概ね、同じような指摘になっているのが分かると思います。
私(匠)を含めてどの講師も一度は不合格の経験があります。
技術士を目指す皆さんは、上記の指摘を良く考えてください。
あなたが、技術士になるためのヒントになるはずです。
Lock-On:二次試験講座もあなたを応援します。